肝臓、胆のう、膵臓、腎臓、脾臓、膀胱、前立腺、子宮、卵巣の状態をみることができます。

症状

腹痛、腰痛、背部痛、黄疸、食欲不振、体重減少、下痢、便秘、排尿障害（痛み、残尿感）

何がわかる?

腫瘍、炎症性疾患、肝硬変、脂肪肝、胆石、胆のうポリープ、腎・尿路結石、のう胞、前立腺肥大症、子宮筋腫、腹部大動脈瘤など

血糖値が高い状態が続くと、血管が傷つきやすくなり動脈硬化が促進されます。動脈硬化は「糖尿病予備群」の段階からすでに進行しており狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患になるリスクが健常人の倍以上に高く、罹患する確率がとても大きいことがわかっております。

症状

動悸、息切れ、肩こりや腕、背中の痛み、胸のむかつきや痛み

何がわかる?

心臓の大きさや動き、弁の機能評価、胸部血管の状態など。

症状

めまい、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙

何がわかる?

壁厚の評価、動脈硬化の度合い。頚動脈狭窄、椎骨動脈狭窄を探索など。

　閉塞性動脈硬化症は、一般的に症状がゆっくり進行することが多く、「年のせい」と思い治療をしていない人は少なくありません。典型的な例として、1年前より歩くと足が重くだるくなり、徐々に歩かなくなった糖尿病の男性の場合、運動不足から血糖コントロールが悪化し、はじめて病院に訪れ、医師に症状を話し下肢動脈エコー検査を施行したところ閉塞性動脈硬化症がみつかり治療へと結びついた。その後、諦めていた痛みはなくなり、歩けるようになった。運動療法を積極的に行うようになった結果、血糖コントロールも改善したという事例もございます。

症状

症状としては、足が冷たくなる。しびれ、あるいは歩いていると痛みで歩けなくなった りする、足に潰瘍や壊疽がある場合は下肢の血流が悪くなっている場合があります。その他にも、高血圧、脂質異常症、糖尿病、喫煙なども動脈硬化の原因になります。

何がわかる?

動脈硬化の度合い。ASO（閉塞性動脈硬化症）や腹部動脈瘤の探索など。

　高血圧は、本態性高血圧がもっとも多く遺伝素因が関与しているとされていますが、原因ははっきりとわかっていません。しかし、腎血管性高血圧はエコー検査で診断がつき、治療を行なうことができます。また若年性高血圧症の場合も腎血管性高血圧が関与していることがあります。これもまたエコーで評価できます。

対象者

高血圧患者全て。

何がわかる?

腎動脈狭窄の評価

症状

足が硬くなった、足全体の腫れ、むくみ(浮腫)、血管のボコボコとした腫れや圧痛など。

何がわかる?

血栓の有無（深部静脈血栓症になっていることがあります）。静脈瘤の原因検索、瘤の程度評価。